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2019年9月28日 (土)

家の中を占領している大量の本をどうするか?

 十数年前まで、本に埋もれる生活をしていた。仕事柄、本の集まる速度が少々速いということもあるだろうが、書棚の本が縦置きのみできれいに収まっている光景には縁遠い。ほとんどは二重に並べて、さらに隙間には横置きの本がぎっしり。それだけではもちろん足らずに、床にも平積みというか、タワーのように積み重ねた本が建て並び、壁際はほとんどが本の団地で見えなくなる。トランクルームも利用した。埼玉の実家にも何度かまとめて送った。

 

十数年前に、一念発起して、地元の古書店に来てもらった。500冊ほど売ったが、二束三文(あ、つまり安く買い叩かれたってことですね)。しかも9割は無料でのお引き取りであった。

 

しばらく経って、その古書店に立ち寄ったら、二束三文で買われて行った本が何冊か、数十倍の値段で店頭に飾られていた。その店には、その後二度と行っていない。

 

その話を、むかし古書店経営していた友人にしたら、「古本屋と古道具屋をやると、人間は根性が曲がるんだ」と言っていた。

 

古書店の顔を見たくないので、Book offに段ボール箱2箱、約700冊送った。800円振り込まれた。「Book offなんかに本を売るもんじゃない」という忠告は、その後友人から聞いた。

 

Amazonでユーズドの本を購入したら、その販売店から「どこよりも高く買うので、本を送って欲しい」という熱心な連絡を受けた。私は性懲りもなく、段ボール箱2箱、約600冊送った。目利きだと思ったので、けっこう貴重な本も惜しまず入れた。5万円くらいにはなるかな〜と、甘〜い目論見があったことは確かだ。

 

結果は惨憺たるもので、「値段の付かない本がほとんどで、その処分に費用がかかるため、本来であればお支払いはできないところですが、初めてなのでサービスで1200円お支払いいたします」とメールが来た。

 

古い漫画本は、まんだらけに送った。ネットで数万円の価格が付いているものも2冊含まれていた。良心的な買い取りをすると昔々聞いていたので、ちょっと期待していた。
が、結果は全部で4500円。こちらも目論見はみごとに外れた。

 

東京暮らしで最大の負荷は住居費である。買っても、借りても、とにかく高い。つまり、スペース使用料が圧倒的に高価なのだ。食い物や交通費は、地方より高いといっても、たかが知れている。しかしスペースの使用料は比べものにならない。
つまり、本をストックするのは、とても高くつくということなのだ(私のような職業では本が多すぎるためですが)。
ほとんど読まない本のために、スペース代を負担し続ける訳にはゆかない。私には、そんな余裕はないのだ。

 

しかし、古書店はどうやらその解決にはならないようだ。なによりも、精神衛生上よろしくない。

 

私は結論した。
本は、古書店に渡さず、すべて処分しよう。
(ちなみに、図書館への寄贈も近年は無益です。だいたい処分されてしまいます。)

 

こんなことを言うと、
「本を書いているくせに、本を大事にしないとはなんてやつだ!」
と思われるひともいるでしょうね。
私が本を処分する姿を見て、以前息子がショックを受けておりましたっけ。「本は大事にしよう」と、たぶん学校で教えられたのだと思う。だから、本を書いている父親は、そうでない人たち以上に大事にするはずとの思い込みがあったかも。

 

そこで私は言った。
「大事にすべき本は、あるよ。でも、世の中で毎日大量に出されている本の9割以上は紙とインクの無駄。なかには有害なものさえたくさんある」
それ以後、私が本を破壊したり、燃えるゴミの日に出したりしても、息子は動揺しなくなった(と思う)。

 

そう、私は、本をどんどん捨てているのだ、最近は。
図書館や古書店経由で、ふたたび誰かに読まれるように、などとは思わない。
これは私の書いた本でも同じである。
不要になったら、どうぞお願いですから、燃えるゴミに出してください(理想は融解処分だけれど、一般のひとは直接その方法を採るのは難しいので)。
そして、読みたい人は、新しい本を買ってください!
本を買うお金もない人は、図書館で借りてください。でも、本を買うお金があるなら、買ってください。
そうすると本が流通して、書店や出版業界が活気づいて、さらに良い本を作り出す原動力になります。

 

ちなみに、誤解のないように言っておくと、古書店もそんな店ばかりではない。神保町の老舗には信頼できるところが少なくない。だから長年やってこられたのだろうけど。貴重書に限ってのことだろうが、「いつでも、売った値段で引き取ります」と言明する店もある。こういう店で、私は買いたい。

 

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2019年9月27日 (金)

私が居酒屋に行く理由

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五つ、理由がある。
一つや二つ欠落しても許す。
が、三つは、あかん。

 

1.酒が、うまい。
2.食い物がうまい。
3.店のたたずまいが、いい。
4.盃や皿その他、食器が、いい。
5.接客というかサービスというのか、まあとにかく対応の善し悪しは大事だよね(オモテナシですね)。

 

てなふうな五箇条の御誓文。

 

「良い店レーダーグラフ」にするとわかりやすいかも。

 

全部完璧な店は、なぜか近頃、少なくなりました。
これらは客側のことだから、店側からすると「そこまで求めたら、料金高いよ」ってなるのかもね。
でも、この条件がそろっているのならば、毎日でも通うな〜。料金もほどほどなら。
昔、そうしてたし。

 

いろんな考え方がある。酒と食い物がうまければ、店がきたなくても、無愛想でもいい、その代わりに料金が安いなら、とかね。そういう人気店も昔からあります。

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私の基本姿勢はリベラルアーツである。

ちょっと意外かもしれないが。

 

 

そもそも、道教や陰陽道はリベラルアーツなんだよね。

 

 

古神道も、本質的にはそういえるだろうね。

 

 

拙著 『神道と風水』 (河出書房新社)をご覧いただくと、きっとご納得されることでしょう。

 

 

 

 

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2019年9月22日 (日)

「マツタケとアユは、うまいと思ったことがない。」と、

SNSでつぶやいたら、

たくさんの「同感」と、

少しの「反感」を、いただいた。

あなたは、どう思いますか?

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2019年9月 6日 (金)

新刊『縄文の神が息づく 一宮の秘密』の見本刷り到着

新刊『縄文の神が息づく 一宮の秘密』の見本刷りが届きました。

発売は13日です。

どうぞよろしくお願いいたします。

Ichinomiyasoutei02

 

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2019年9月 3日 (火)

由緒正しき魔羅神様

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さあ、ここはどこでしょう?

古事記にも登場する由緒正しき古社です。

ヒントは、良縁祈願。

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