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2019年2月 3日 (日)

■草薙剣(くさなぎのつるぎ)はスサノヲの依り代ではない。

 三種の神器の一つである草薙剣は、現在ではスサノヲの依り代ということになっている。
 しかし由来を考えると、十握剣がスサノヲの依り代であれば合点が行くが、草薙剣(天叢雲剣)だとすると理屈に合わない。
 スサノヲがヤマタノオロチを退治した際に、その尾から出て来たとしているが、それならばオロチ退治を成し遂げた十握剣こそがスサノヲの依り代として祀られるべきであるだろう。
 スサノヲの佩刀(はいとう)・十握剣(とつかのつるぎ)は「勝者の剣」であり、ヤマタノオロチの体内刀・天叢雲剣は「敗者の剣」である。だからこそ天叢雲剣は怨霊神となって、崇神天皇の御代に祟りを為した。敗者が祟るのであって、勝者のスサノヲが祟る謂われはないだろう。
 つまり、天叢雲剣は別の誰かの依り代である。
(『三種の神器』河出書房新社 第2章より)

Sanshunojingi01

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