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2017年1月11日 (水)

新元号は「大和言葉(やまとことば)」で! ──もう漢語は、やめよう。

 「これまでわが国で用いられた元号は二四八に及ぶが、すべて「漢語」であり、漢籍とくに『史記』や『書経』に出典を求めてきた。二四八にも及ぶ歴代の元号に「和語」すなわち「やまとことば」は一つもない。
 これが飛鳥時代や奈良時代であるならいざ知らず、大陸渡来の政治的文化的影響がほとんどなくなって永年月が経っているのに、なお古き慣習を引きずっているのだ。
 新元号の決定にいたるプロセスは今回も公開されなかったが、元号決定に関わった者は罪が重いと言わざるを得ない。翌平成二年一月、竹下登(改元時の首相)が講演で、「平成」は陽明学者・安岡正篤の案であると述べているが、それを採用した竹下内閣は誤りを犯したのだ。記・紀・万葉の研究者や神道学者は他に少なからずいるにもかかわらず、中国思想の研究者に立案させたのはまったくのお門違いというものである。
 ちなみに「元号をやまとことばにせよ」というのが私の持論だ。『古事記』や『万葉集』に典拠の、美しくも意義深いやまとことばはいくらでもある。漢籍に頼らなければならない理由はまったくない。」(戸矢学著『三種の神器』より)

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