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2015年4月 9日 (木)

「眉目秀麗」は永遠の真理?

「イギリスやアメリカでは、ヒップホップ系・ストリート系ファッションは、ギャングと見なされます。日本的表現ならチンピラやくざでしょうか。黒人演歌歌手として売り出したジェロさんのようなファッションのことです(たぶん彼のスタイルは“日本ウケ”を狙った芸能プロダクションの演出だと思います)。
 だから、日本の若い人たちがわざわざアメリカン・ギャング・ファッションを採り入れているのは、アメリカ人にはとても滑稽に見えるようです。
 また、眉を細く剃り込み、薄く刈り込むのが“ファッション”“おしゃれ”とされて流行っていますが、実に愚かしい所業です。
 韓国の人たちはその理由をよく知っていて、朝鮮伝来の人相学では、細い眉や薄い眉は「凶相」とされているからです。犯罪者の相、ならず者の相、のことですね。
 そのため、恐がらせることを目的とする際には、意図的に強調する手法が昔からあります。日本でもやくざ者が眉を剃り、額に剃り込みを入れるのは、見た目で恐がらせようとしているからですね。つまり、これはこれで的確な演出なのです。
 甲子園の球児たちが眉や額を剃り込んでいるのも同じ理由でしょう。まずは相手チームを見た目で恐がらせて、試合を有利にしようとの魂胆であることは明白です。
 しかし韓国では眉の薄い体質の人が多くて、これを悩む人も少なくありません。古い漢語にあるように「眉目秀麗(びもくしゅうれい)」でありたいと願う人は、やはりなんとかしたいと思うようです。だから韓国では眉の植毛や、眉に見える入れ墨が盛んです。
「カリスマ性」にもピンからキリまでありますが、少なくとも世代を超えたマジョリティの支持を得るような圧倒的なカリスマ性は、「眉目秀麗」であるというのは真理です。
 もちろん「美男美女」というのとは別の意味です。
「眉」や「目」が「秀」でて「麗」しい、──言葉を換えれば「りりしい眉」、「澄んだ瞳」といった感じでしょうか。」
──(『カリスマのつくり方』PHP新書 より)

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