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2010年10月18日 (月)

銅鐸の謎を解く

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銅鐸という謎の祭器は日本独特のものだ。
前方後円墳と同様に、他国にはほとんど事例は見られない。
元は鐘・鈴の一種(ハンド・ベル)であったというのが定説になっているが、
大型化・装飾化する頃には鳴らすための中舌は失われている。
つまり銅鐸は、道具であった時代を終えて、
祭器(ヨリシロ)になってから大型化・装飾化している。
「鳴らす」という機能が失われてから私たちの耳目を集めることになったのは皮肉なことだ。
しかし即物的な音響よりもはるかに大きな響きを私たちに伝えているとも言えるだろう。
その銅鐸は、紀元前後の四百年間ほど熱心に造られてから、
突然ぱったりと消え失せる。これだけのものが突然途絶えるには、
それだけの理由がなければならない。しかし記・紀にも『風土記』にも何の記述もなく、
その理由はこれまでまったく解き明かされていない。
しかしその手掛かりを私はつかんだ。拙著新刊『ヒルコ 棄てられた謎の神』(河出書房新社)にて、ご覧あれ。

(銅鐸写真撮影:戸矢学)

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