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2010年6月 9日 (水)

漢籍入門には最良のテキスト(136夜)

Shiki


史記の訳書は数多いが、原文にはなかなかお目にかかれない。
本シリーズで初めて「列伝」を読んで、以後はいろいろとお世話になっている。
明治書院の「新釈漢文大系」は実に全119巻!
昭和35年の「論語」から始まって、現在も刊行中だ(あと少し)!
これはあらゆる漢籍を原文と書き下し文と訳文と語注とを克明に併記したもので、
日本の文化史にあっても偉大な出版物である。
日本人が日本語で漢籍を勉強しようとしたら、この資料以上のものはないだろう。
おそらくこれを超えるものも、今後百年は出ないに違いない(永遠かも?)。
漢文が読めなくても、この本であればじゅうぶんに理解できると思う。

私は現在手元資料として、本巻「世家上」を読み込んでいるが、
値段の高いのがこのシリーズの唯一の欠点だ。
普及版を出してくれたら、ぜひセットで購入したいと思うのだが……。

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