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2009年10月21日 (水)

「文豪の街」に本屋がない!(116夜)

Kc3o0010 私の住んでいる文京区千駄木町は、かつて鴎外・漱石が住んでいたところから「文豪の街」などという気恥ずかしいキャッチフレーズを掲げている。物書きのハシクレの身としては居たたまれないこと甚だしい。「かんべんしてくれ~っ」と、酔っぱらって天に向かって叫んだこともあるが、もちろんそれで何かが変わるはずもない。一時は街灯一つ一つに「文豪の街」という旗が懸けられていて、見渡す限り何十、いや何百という「文豪の街」が延々と連なっていたのは耐え難い景観であった。
さすがに、それは今はなくなったが、店先など至る所でこのキャッチフレーズは踊っている。

しかも、この「文豪の街」には、なんと本屋さんがないのだ、一軒も!
本屋のない「文豪の街」、それが千駄木町である。
なんと皮肉なことだろう。
古本屋とブックオフが一軒づつあるだけだ。
隣接する白山や根津にはあるのだが、千駄木町内は数年前に最後の一軒が閉店して、ついにゼロ地帯になってしまった。
この街で育つ子どもは本屋に立ち寄ることもできないのだが、これでいいのだろうか?
文京区という区名からしても、ちょっと情けない気がする。
区営か町営の本屋でも、やってくれないものだろうか?

(※写真は渋谷・紀伊国屋書店)

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コメント

45年も前は、道坂辺には本屋が結構あったと記憶している。
今のハナマサがあるところにも本屋があったよね。餓鬼の頃良く立ち読みしていたもの。
夜店通りへ入ってすぐのところに、戦前からの建物で陋屋の本屋があった。そこで少年ジャンプとエロ本は買っていた。
時代とは言え小学校や高校が町内に有るのに本屋が無い。活字離れが起きるわけだ。

投稿: 極楽蜻蛉 | 2009年10月22日 (木) 06時37分

本屋は利益率が低くて、万引きなどされるとすぐに赤字になってしまうそうですね。
これでは本屋をやる人もいなくなってしまうでしょうね。

投稿: 戸矢 | 2009年10月23日 (金) 09時31分

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