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2008年10月 3日 (金)

77夜 凶々しい死の壁画を渋谷駅に恒久展示するのか?

岡本太郎「明日の神話」という壁画が渋谷駅に設置されることになった。
「原爆の炸裂した瞬間」を描いたものだ。
ピカソのゲルニカにしようという魂胆だろうが、
そもそもゲルニカ自体が絵画としてB級だぞ。
「政治的意義」「プロパガンダ」が先行する作品は、
どこまで行ってもA級にはならないのだと知っておくべし。

それでもあえて、この作品の価値そのものはここでは問わない。
あくまでも「場違い」だと言っているのだ。
しかも「常設」「恒久展示」とは、なんという愚かなことを。
一時展示ならまだしも、半永久的にここに展示されるのだ。
「太陽の塔」とは意味が違う。
みんなが期待するようなポジティブなモニュメントには決してならないのだ。
渋谷が原爆の爆心地だとでもいうのなら意味はあるが──。
「芸術は、バクハツだ!」と言っていた岡本サン、渋谷はバクハツですか?
これでもしも渋谷に原爆が落とされたりしたら冗談にもならない。

毎朝通勤のたびに目にする人たちには迷惑以外の何ものでもないだろう。
朝っぱらからこんなネガティブな壁画を押しつけられて、
誰がこの「イヤな気分」の責任を取ってくれるのか?
これでは渋谷駅は利用したくなくなるではないか!

いったい誰が、どうやって決めたんだ?
被爆地の広島・長崎も望んでいたのに、なぜ渋谷になったんだ?
渋谷駅の利用者が、頼んだか?

岡本太郎・明日の神話オフィシャルページ
http://www.1101.com/asunoshinwa/
明日の神話Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1

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コメント

この絵は街中に飾る絵では無いですね。
設置に至る経過と関係者全員の役職氏名を情報公開し、都民に賛否を問うべきです。

投稿: YK | 2008年10月 3日 (金) 09時34分

同感です。
関連費用もすべて公開すべきですね。
糸井重里氏や日テレも関与しているようですが。

投稿: 戸矢です | 2008年10月 3日 (金) 09時57分

糸井重里に日テレですか…如何にも軽薄な連中ですよね。こいつらは奇を衒って悦に入る輩ですから衆人の迷惑は考えません。渋谷といえば若者や子供達が多く集まる場所ですから精神的影響も多大でしょう。これは一種の精神破壊のテロですよ。渋谷区は何を考えているのか信じられません。

投稿: YK | 2008年10月 3日 (金) 11時16分

作家の意図はよく解らないが、警鐘として照千一隅の意図と解釈したい。
だが、展示場所を考えたら行き交う者達にとっては千歳一隅かも知れないと、東京のすみっこで思ったね。

投稿: 狂論蜻蛉 | 2008年10月 6日 (月) 08時45分

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