46夜ブック・レビュー 『信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う 』
信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書)
鈴木 眞哉著
痛快な論破!
「信頼できる資料」というものがいかに少ないか、本書を読むとよくわかる。
「小説」も「映像」も、ずいぶん勝手に話を作り上げているものだ。
それでも、それらが“フィクション”と銘打っている限りはしかたがない。
まったく架空の、それこそSF伝奇物語とするならば、
これは事実にも勝るおもしろさがあるわけで、これはこれで存在理由がある。
しかし「論考」ともなれば、そうは行かない。
本書で指摘されていることに、他の多くの「論考」は反論しなければならないだろう。
なにしろ、他の「本能寺論」──とくに謀略論──をことごとく論破しているのだから。
著者の明快な論理に対して、さあどう答えるのか!
それとも、尻尾を巻いて逃げてしまうのかな?
──個人的には「決定版」とも言うべき書で、他の関連書は読まなくともOK!
私はもうずいぶんたくさん関連書を読んでしまったが、
本書以後の人は時間を無駄にしなくて済むのがうらやましい。
| 信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y) 著者:鈴木 眞哉,藤本 正行 | |
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