« 15夜ショート・ショート「エスカレーターの秘密」 | トップページ | 16夜ショート・ショート 「海底に謎の街並み」 »

2008年5月12日 (月)

44夜ブック・レビュー 『百日紅 (下) 』(ちくま文庫) 杉浦 日向子著

百日紅 (下) (ちくま文庫)


杉浦 日向子著

座右の書として生涯親しんでほしい
                  

上巻のつづき──
おそるべき描写力であることは本書にとどまらないが、なおかつ長編としての構成力も見せてくれたのはこれが最初で(残念ながら)最後である。もっと多くのテーマが待っていたのに、実に惜しい。生前すでに「漫画」系については“断筆”する旨の表明があったのは、やはり病のためなのか。
本書は、日本人すべての、しかも「大人のための」座右の書として親しんでほしい。十年ごとに読み返すと、また新しいものが見えてくるはずで、青年も、そしてもちろん老年になっても何度でも楽しめること請け合いだ。 

百日紅 (下) (ちくま文庫)

著者:杉浦 日向子

百日紅 (下) (ちくま文庫)

|

« 15夜ショート・ショート「エスカレーターの秘密」 | トップページ | 16夜ショート・ショート 「海底に謎の街並み」 »

書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517692/41592347

この記事へのトラックバック一覧です: 44夜ブック・レビュー 『百日紅 (下) 』(ちくま文庫) 杉浦 日向子著:

« 15夜ショート・ショート「エスカレーターの秘密」 | トップページ | 16夜ショート・ショート 「海底に謎の街並み」 »